出典:厚生労働省老健局振興課「介護予防・日常生活支援総合事業の基本的な考え方」1頁

「地域包括ケアシステム』とは、急性期医療から在宅医療、介護までの一連のサービスを地域において滞りなく確保し、高齢者が住み慣れた地域で継続して生活を送れるようにするための仕組みです(日本看護協会出版会、最新公衆衛生看護学総論第2版)。私たちの訪問看護ステーションでは、高齢者に限らず、多くの疾病や障害を抱えた方々がご自宅で生活しながらも、医療・介護や生活支援サービスを連続的に享受できるよう、住まいと医療・介護・生活支援の橋渡しとしての役割を担います。

訪問看護ステーションに関する質問

訪問看護とは何ですか?

医師の指示のもと、看護師が直接利用者様のご自宅に赴き、医療や日常生活支援サービスを提供する仕組みです。利用者様にとっては、病院に入院せずとも、住み慣れたご自宅にて治療に向き合う事が可能となります。

なぜ訪問看護が必要なのか?

実際に看護師が利用者様のご自宅へ適宜訪問し、利用者様が最期まで安心して暮らす事のできる時間を提供致します。対象は、医療ケアを必要とするが、特定の疾病をお持ちの方、自宅にて支援可能な家族がいない等の基準に該当する方となります。誰でも訪問看護を受けられるという訳ではありません。

訪問介護とは違うのか?

訪問介護では、訪問介護員(ホームヘルパー)による、身体介護サービス(入浴・食事・排泄介助)と生活援助サービス(掃除・洗濯・食事準備)が受けられます。しかし、訪問介護の場合、看護師がいないため医療サービスを受ける事ができません

訪問看護と同様に、訪問介護も誰でも受けられるというわけではありません。市町村にて要介護認定を受けたのち、介護支援専門員(ケアマネージャー)がケアプランを作成します。この中に、その利用者様に必要と考えられる介護サービスが加えられるという仕組みになっています。

どのようなサービスが受けられるのか?

訪問看護では、看護師による医療ケアや日常生活支援サービスが受けられます。医療ケアは主に、点滴・静脈注射・持続皮下注射、中心静脈栄養、ストーマ(人工肛門・膀胱)ケア、在宅酸素療法、人工呼吸器、気管カニューレ、吸入・吸引、経管栄養(経鼻・胃・胃瘻)、膀胱留置カテーテル、痛みのコントロール、看護師による在宅リハビリ等のサービスを指します。

いつ来るの?

医療保険と介護保険によって訪問回数に違いがあります。医療保険の場合は通常週3回(30分から1時間30分程)まで訪問が可能です。利用者様のお身体の状態に合わせて、毎日訪問する場合もあります。

介護保険では、ケアプラン(ケアマネージャーが作成)に則って訪問回数を決定致します。1回の訪問時間は、20分・30分・1時間・1時間30分の4段階に分かれます。

どのような人たちが来るのか?

基本的には看護師が伺います。必要時、リハビリの専門職である理学療法士・作業療法士や言語聴覚士が訪問する場合もあります。

料金はいくらか?

介護保険者の場合:介護保険一部負担金をお支払い頂きます。

医療保険者の場合:医療保険の一部負担金をお支払い頂きます。自立支援医療制度を利用される場合は自己負担上限額が適用されます。

詳しくは、訪問看護ステーションAPOLLOの料金表をご覧下さい。

尚、土日・祝日の訪問については追加料金を頂戴しています。

導入までの流れは?

①かかりつけ医や受診先の病院に相談

②ケアマネージャーから担当の訪問看護ステーションへ連絡

③主治医より、訪問看護指示書を作成してもらう

④訪問看護が開始

公益財団法人日本訪問看護財団, 訪問看護とは(一般の方向け)